BrightSign × MAX/MSP : UDP通信

posted by on 2015.11.02, under No categorize
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◉BrightAuthorの設定方法

BrightSignをMAX/MSPでUDP通信する方法

(1).BrightSign本体に固定IPアドレスを設定する

新規プレゼンテーションを作成し、
ウィンドウ上部にある「Tools」→「Setup BrightSign Unit」をクリック。
「BrightSign Unit Setupウィンドウ」が開くので、
ウィンドウ内の「Advanced Network Setup」をクリック。
Wiredタブを選択し、使用するIPアドレスを設定する。
IPアドレスを設定後したら、「Create Setup Files」をクリックして書き込む。

ff

 

(2).Local Networkingを有効にする

ウィンドウ上部にある「Edit」→「Preference」をクリック。
「Edit Preferenceウィンドウ」が開くので、
ウィンドウ内の「Networkingタブ」を選択。
「Enable BrightSign Local Networking」のみにチェックを入れてある状態に設定。

d

 

(3).インタレクティブプレゼンテーションを作成します。

プレイリストは下記の内容で作成
①ホーム画面は静止画
②UDPにて「zero」が送られてきたら映像に遷移。
③UDPにて「one」が送られてきたらホームに遷移。
④UDPにて「pause」が送られてきたら映像停止。
⑤UDPにて「resume」が送られてきたら映像再生を再開。

c
BrightAuthorの元からあるUDPイベントには、
映像の再生コマンド(Resume)と停止コマンド(Pause)があります。
そのコマンドを利用し、UDP受け取りのラベルとリンクさせてあげると、
MAX/MSPを使用してBrightSignの映像再生/停止を制御できます。

a
b

 

(4).Portの設定

ウィンドウ上部にある「File」→「Presentation Properties」をクリック。
ウィンドウ内の「UDP Receiver Port」の任意のポート番号を設定
ここでは5000を入力。

4

 

(5).Publishする

最後に設定をSDカードにPublishする

 

◉MAX/MSPの設定方法

次にMAX/MSPを使用してUDPの送信部分を作ります。

(1).MAX/MSPのUDPパッチ

MAX/MSPのUDPパッチを使いBrightSignにUDPを送信する。

h

以上がMAX/MSPでBrightSignとUDP通信する方法でした。
今のところ映像再生同期がある常設展示では、
BrightSign × MAX/MSP with Windows Embedded
が最強そうです。

参考サイト : http://blog.gofrontrow.com/control-digital-signage-in-an-emergency-scenario-with-conductor

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