カルマン渦

posted by on 2013.05.24, under No categorize
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木星の表面や雲の模様を見ると流れの中に渦が見えます。

この渦は「カルマン渦(Karman vortex)」と言って流れのなかに障害物を置いたときに、その後ろに交互にできる渦の列のことを言うらしいです。

このカルマン渦に興味があってこの渦を使って何かを作りたくなり、まずはテストしてみた。

下の動画はプログラムで作った渦です。

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ダヴィンチやゴッホもこの渦に魅了され作品の一部にもこの渦を描きました。

バットや棒を振るとビュン、ブォンという音も、

嵐の中で電線やベランダの手すりがピューと鳴る音も、

冬の木枯らしのときに空が鳴るように聞こえるのも、

速い空気の流れと遅い空気の流れの境目で同じような空気の乱れが生じ渦ができるためらしいです。

でも何で1方向から均一の流れを流しているのに渦が交互に規則正しく順番に左右対象の渦ができるんだろう。。。

一番最初の渦が次の渦の形を決めて、次の渦が次の次の渦の形を決めて。。。

じゃあ最初の渦は必ず左周りの渦なのか?右周りの渦なのか?

謎は深まるばかり。。。

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追伸 :
先日、渦が右か左かの答えがわかった。
シュミレーションした時に時間のパラメータがあり。
「t=0」から始めると右回りになる。
時間は連続していて、ゼロの位置も全体の時間の中での切り取った位置だった。

fumi ( 2020/02/10 5:08 PM )

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